かげきよたけがいきたい

自己満足で。弾けたら嬉しい。主に僕の心に正直な事をここに記していければと思っております。

3.11

いきなりしんみりとした記事を書くのは良くないかもしれないけども、再開した日付は意図せずたまたま3月の11日。

 

あの東日本大震災が起きた日である。

 

もう7年前になってしまったこの震災はテレビもどのメディアサービスも「風化させてはいけない」と一斉に報じる。

 

津波の映像は本当に自分が今生きているこの世で起きている現象なのかと信じられないくらいの規模だったのは脳裏に焼き付いています。

 

自然災害はよっぽど奇跡的で革命的な科学者がものすごいマシーンを作ってくれない限りは待っている自分たちがもし災害に見舞われた時にどうするべきか対策をしておくしかない。

その危機感、心を引き締めなければならないという部分。

それこそが

「風化させてはいけない」

ということなのではないかと思います。

 

有名なジャンプの漫画、ワンピースの中にこんなセリフがある。

 

「人はいつ死ぬと思う?
心臓をピストルで打ち抜かれた時。違う!
不治の病に冒された時。違う!!
猛毒キノコスープを飲んだ時。違う!!!
人に・・・忘れられた時さ!!!!」

 

トナカイのキャラクター チョッパーの師匠にあたるDr.ヒルルクのセリフです。

人は心臓が止まった時ではなく、存在として忘れ去られてしまった時に初めて本当に死に等しくこの世に存在しないものとされてしまう。

誰かの記憶で、意識の中で存在があればそれはその人の中で生き続けている。

というふうにこのセリフを私は受け取っています。

 

これは人だけでなく災害にも通ずると思いました。

 

東日本大震災という大きな災害は私たちに大きな影響を与え、そのような事があったという知識でもあり頭の中に存在しているものです。

 

マスコミが報道をやめ、いつか災害があったなんて信じられないような街並みに戻ったとしても。あの東日本大震災を見て、感じた、私たちの中で生き続けている。

 

ただどうしても時が経つと意識、知識として小さくなってしまうものです。

 

それをまた3月11日だけでもあの震災を思い出し、また私たちの中で生き続けていけるように。

そうする事でまた次の災害に危機感を持ち対策をし続けられるようにと思っています。

 

 

「風化させてはいけない」

 

Twitter @kgky_9